今の時代携帯電話が広まったことにより固定電話を使う人が少なくなってきましたが、まだまだ使っている人も多いと思います。
特に固定電話だけでなく、インターネットを自宅で見れるように、ネット回線を繋げているご自宅も多いのではないしょうか。
そんな固定電話やネット回線ですが、いつまでも同じところに住むなら続けて使えますが、引っ越しをする場合は固定電話やネット回線の解約や継続手続きを行わないといけません。
そこでこれから引っ越しを考えている人、引っ越しが決まっている人にぜひ参考にしていただけるよう、電話やネット回線の解約方法や継続手続き方法、新居での新規契約方法についてご紹介していきます。
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電話の引っ越しで知っておくべきこと
固定電話を使う人で引っ越しが決まったら、携帯電話を使うからということで解約をする人もいますが、まだまだこれからも使う人も多いと思います。
ただし、急な用事などで引っ越しをしないといけない場合や、固定電話もまだこれから使う場合は、固定電話の回線も引っ越しさせないといけません。
そこで固定電話の引っ越しで一番気になるのが「電話番号の変更」だと思います。
固定電話の場合、今まで使っていた番号を引き続き使いたいという方も多いと思います。
しかし、この固定電話は同じ市町村での引っ越しの場合は変わらず使えますが、違う市町村への引っ越しの場合は同じ番号を使用することができません。
固定電話は収容局の範囲内で決まっていますので、収容局が変わってしまうと電話番号が変わってしまうのです。
引っ越しの際、電話番号の変更など気になることがある場合、局番なしの「116」にかけるとNTTにつながり、質問に答えてくれますので、ぜひご参考ください。
年末年始以外を除けば午前9時から午後5時まで受け付けてます。
KDDI回線の場合は「0120-22-0077」又は「0077-777」にかけると午前9時から午後8時まで受け付けています。(土日祝日可)
電話回線を解約する場合は?
固定電話を引っ越し先でこれから継続、止めてしまう場合でも、解約手続きが必要になってきます。
固定電話の電話回線を引っ越しによって解約する場合、期限としては1週間前までには連絡をしないといけません。
インターネットや電話によって解約手続きを行えるのですが、Web上だけでの手続きだけでは完了せず、書類の提出が必要になってきます。
ネット登録や電話連絡によってNTTから書類の送付がありますが、「加入電話等契約解除通知書」および「本人確認書類」を再送付しないと手続きが進みません。
場合によっては他にも必要書類があるかもしれませんが、全ての必要事項の書類が通ったら初めて料金を止めてくれる契約解除日となります。
KDDI回線の場合は、電話やインターネット連絡によって、auお客様サポートに連絡することで解約手続きを行えます。
CATV(ケーブルテレビ)の電話回線を使っている場合は、最寄りのCATV局・契約したCATV局に連絡をしていただくと解約手続きが行えますのでご参考ください。
新居地にて利用、新規契約
新規契約の場合、注意していただきたのが工事の有無です。
というのも、新居を決める際に確認していただきたいのですが、引っ越し先によっては電話回線を通している所と通していない所があります。
電話回線を通している所ならば工事費用などはあまりかからないのですが、電話回線を通していない場合は工事費用が高額になってしまう場合があります。
そのような場合は引っ越し費用も高額になってしまいかねないので事前に確認をするようにしましょう。
新規契約の目安としては、引っ越しまでの約1か月前までには連絡をしましょう。
工事の有無にもよりますが、工事が必要な場合、立ち合いも必要ですし、引っ越しシーズンなどの時はなかなか予定を取ってもらえない場合がありますので早めの連絡が好ましいです。
新居地で利用するための新規契約は、希望の電話回線のサービスサポートに、電話連絡やインターネット手続きによって登録することができます。
その際には書類の送付なども必要になってきますので、やはり送付だけでも時間がかかることから早く行動することが理想的です。
ちなみにNTT回線の場合では、電話番号の変更がある場合、電話番号アナウンスを流してくれるサービスがあります。
これは旧の電話番号に電話がかかると自動的に新電話番号の紹介、アナウンスを流してくれるサービスで、3か月程度無料で利用することができます。
必要の方は、引っ越し連絡をした際に伝えて頂いたら、必要な手続きをしてくれます。
ここで注意していただきたいのは、住んでいる市町村や引っ越し方法、形態によって状況も変わってきますので、やはり回線局まで連絡していただくのが間違いないです。
インターネットのネット回線の引っ越しでは?
インターネットのネット回線でまず知っておくべきことは、ネット回線と、プロバイダーです。
というのも、まずインターネットの仕組みで言っていただきたいのが、プロバイダーとフレッツ光等のパイプの関係性です。
インターネットはプロバイダーと契約することによって、ネット通信を送ってくれる大元と繋がります。
そしてフレッツ光などと契約をすることによって、フレッツ光というパイプができ、自宅に大元のプロバイダーからフレッツ光などのパイプを通じて、自宅でインターネットができるのです。
このことからわかるように、解約、契約をする際はこの2か所と手続きをする必要があります。
インターネットの解約手続き
引っ越しなどの理由で解約をしようと考えている際、まず確認するべきことは契約形態です。
というのもインターネットのネット回線の契約をするときは携帯の時と同様に、何年か周期での契約になっているはずです。
最低利用期間などもあります。
そのため、契約をして間もないのに他の所に移る場合や、解約をする場合には違約金が発生してしまい、余分な費用が掛かってしまう可能性がありますので確認はするようにしましょう。
ネット回線の解約をする際にはネット回線会社、プロバイダーの両方に連絡する必要があります。
連絡する方法は、インターネットか電話での連絡がありますが、連絡場所はご利用場所で、分からない場合は、利用請求書に書いています。
解約をする際は目安としては1か月以上前に連絡することをお勧めします。
引っ越しによる解約の場合は引っ越し日を伝えて相談するといいでしょう。
さらにインターネットをするためにモデムを借りている場合は返却期日までに返すようにしましょう。
ネット回線の新規契約、継続手続き
引っ越しをすることによって今までとは違うネット回線会社、プロバイダーと契約をする場合は目安としては1か月以上前から行動したほうがいいです。
というのも、固定電話の時と同様ではあるのですが、インターネットの新規契約、継続利用であっても新居でインターネットの利用工事が行われていない場合は工事をする必要があるためです。
そのため、利用工事をする際に、引っ越しシーズンなどと重なると業者も忙しくなるのであまり時間を作ってもらいにくく、スケジュールの調整などが難しくなってきます。
今の時代、ネットにつながらない環境が1ヶ月も続くと、かなりストレスが高くなると思います。
そのようなことから、引っ越しなど分かった時には早い段階でネット回線やプロバイダーに連絡して、契約するとともに、工事の有無について確認する必要があります。
引っ越し先が戸建ての場合は工事を必要とすることが多いですが、マンションに引っ越しをする場合はすでにインターネット環境が整っている所がありますので、部屋や家を決める際は事前に確認するようにしましょう。
新規契約をした場合には、必要な人は再度モデムを借りる必要があります。
そのため、契約をする際にいつから利用ができるのか、モデムをレンタルすることができるのかも確認することをお勧めします。
継続利用の場合は新居での工事が終わると再度ネット回線会社、プロバイダーに連絡を入れると利用を再開できるようになります。
まとめ:引っ越しでの電話やネットは工事の有無が大切
固定電話やネット回線の引っ越しについてご紹介しましたが、やはり両方とも工事の有無が鍵を握ります。
新居にてすぐに使いたい場合は時期にもよりますが、引っ越しシーズンを避けるか、早めの行動による対策ですぐに利用開始ができます。
みなさんも、引っ越しをする際には早めの連絡を心がけて頂けたらと思います。