引越しと言えば荷造りをするのが大変だと思いますが、人によっては趣味が読書の人は本や雑誌・参考書などがたくさんあると思います。
特に単身での引越しならば本や漫画・雑誌などが数が多くても本棚一つ程度でしょう。
しかし、家族がいる場合にはそれぞれの好きな本や雑誌・漫画が異なり、学生がいるとさらに参考書などもあるので、意外とかさばる場合が多いです。
そこで、引越しの際にはみんなはどのように本や漫画・雑誌・参考書を運んでいるのかについてご紹介したいと思います。
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引越しの際に本が多い時どうするか
先ほども少し触れましたが、人によっては読書が大好きで、ついつい本を集めてしまう人も多いでしょう。
最近でこそ漫画や雑誌はデジタル化されるようになったので、家に本を置く人が少なくなりましたが、やはりデジタルではなく実際に本を買って楽しむ人もまだまだ多いです。
本好きの人は平均して本棚1個分から本棚2個分程度の本の量を持っている人が多いのですが、本当に大好きな人は図書館のように大量に持っている人もいます。
しかし、知らない人も多いのですが、引越し業者が一番嫌な家は「本が多い家」とされています。
これは何故かと言うと、本は紙なので軽いイメージがありますが、量が多いと普通の荷物より重いです。
できるだけ段ボールの数を減らしたいので、段ボールの中にぎちぎちに本を詰める人が多いのですが、この本がぎっしり詰まった本は正直引越し業者の人でも嫌がるほど重い荷物になります。
そのため、できれば読まなくなった本がある場合には、ブックオフなどで売るか処分してしまうのがおすすめです。
本にも断捨離を行えば大きく減らすことが可能なので、荷物を減らしたい場合には断捨離をすることをおすすめします。
引越し時に本や漫画を捨てられない場合どうするか
引越し時に本や漫画をどうしても捨てたくない物が多い場合には、やはり持って行くしかありません。
できれば読まない本は売ることや処分することが理想とされていますが、本が好きな人は一度読んだ本でも何回も繰り返して読んでしまう人も多いと思います。
そのような人は本や漫画が多くなってしまいやすいのですが、おすすめとしては一度に運ぶのではなくて、新しい住所地が分かっている場合には少しずつ運んでいくことがおすすめです。
本の処分方法
本の処分方法は数種類あります。
一番いいのがやはりブックオフなどリサイクルショップでお金に換えるのが理想的ですが、ブックオフに持って行くのは抵抗がある人や面倒くさい人もいると思います。
現在ブックオフでは、オンライン上で宅配買い取りサービスを行っています。
このようなサービスを利用して、家にいながら本を買い取ってもらうのも良いでしょう。
リサイクルショップに持っていくのに抵抗がある人は、廃棄するのが手っ取り早いです。
本は量が多いと資源ごみになるので、各地方自治体の指示に従って処理するようにしましょう。
さらに、住んでいる場所によっては本は再生紙として利用することができるので、読まなくなった本を回収している所もあります。
私の所では実際に古本の回収業者が存在し、土曜や日曜に車で回っていることが多いです。
このような回収して回っている業者に渡した場合、量が少なければポケットティッシュ、量が多ければティッシュペーパーやトイレットペーパーと交換してくれるのでおすすめです。
この回収業者は無料で引き取ってくれるので大変便利です。
本の紐での締め方
本が大量にある場合には段ボールに詰めず紐で締める人も多いです。
大量の本を紐で締める場合のお勧めの方法は次の通りとなっています。
- 本を重ねて縦に紐を一周させる
- 紐をクロスして90度ずらします。
- 再度紐を横に1周させて縛る
このような方法をすれば本に対して十字に紐を締めることができると思います。
本の詰め方
本を段ボールに詰めていく人も多いと思いますが、本は最初にもご紹介したように、詰めすぎると非常に重く、引越し業者の人がかなり嫌がります。
もちろん自分で運ぼうと思うと、腰を痛めてしまう人も多く、引越しどころの騒ぎではなくなる人も。
本を段ボールに詰める場合は、ある程度の空白をあけて締めることをおすすめします。
というのも、段ボールに本を詰めて空白がある状態にすると、配送時に振動で本がぐちゃぐちゃになりそうですが、空白部分を何もしなければ当然段ボールの中でぐちゃぐちゃになります。
空白の部分は他に引越しの荷物である柔らかいものを一緒にいれるのがおすすめで、理想としてはぬいぐるみや服、下着などを空白の部分に詰めるのがおすすめです。
こうすることによって重さの調節が可能で、本を固定することもできるので、持ち運ぶ際苦労することが少ないです。
引越し時の本に適したダンボールサイズは
引越しの際本に適した段ボールのサイズは基本的は小さめの段ボールがおすすめです。
大きい段ボールの方が大量に本を詰めることができるので、大きい段ボールに入れる人が多いのですが、何度も言うように本は重ねると非常に重いので、段ボールが重さに耐えきれず、底が抜けてしまう可能性が高いです。
そのため、せっかく詰めた本を再度詰め直さないといけないのと、底が抜けて落ちた際に本が傷つく場合や汚れる場合があります。
底が抜けないためにも面倒ではありますが、小さめの段ボールを用意して詰めていくのがおすすめです。
本はダンボールに何冊ぐらいまで
段ボールのサイズにもよるのですが、本を段ボールに詰める際のお勧めの量は10冊から20冊です。
本の分厚さにも変わってきますが、これ以上段ボールに詰めてしまうと先ほどご紹介したように段ボールが耐えきれず底が抜ける可能性が高いです。
段ボールを小さいものにし、こまめに先に引越し先の住所に運んで整理をすれば、引越し後に段ボールをあけて整理する手間も省けるので、おすすめです。
雑誌の梱包方法
雑誌の梱包をする場合も同様です。
段ボールに詰める場合にはなるべく多くしすぎないことが重要で、引越しの荷物として運ぶ場合には衣類などと一緒に詰めるようにしましょう。
雑誌は量が多いとそれこそ漫画よりも重くなる可能性もあるので、段ボールの底を十字でガムテープ補強をすると底が抜けにくいです。
引越しで本だけを運んでもらう値段は
引越しで本だけを運んでもらう場合の値段は公開されていません。
やはり本だけの配送で引越し業者を利用する人はあまりいないようです。
しかし、本が大量にある場合に引越しをする場合には引越し業者の単身パックを利用すると便利です。
単身パックでは決められた範囲までの荷物ならばいくら荷物があっても載せることが可能で、本が大量にある時の段ボールならば単身パックの範囲内に収まりやすいです。
クロネコヤマトでも単身パックが二種類あり、普通だと1万2千円程度、ミニだと1万1千円程度で収まります。
本来ならば冷蔵庫や洗濯機+段ボール10個分の容量なので本だけの詰込みなら段ボール20個分以上は詰めるかと思います。
そのため、本が大量にある場合には単身パックの利用がおすすめです。
「まとめ」
本や漫画・雑誌を始めとした本の引越し方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
本は引越し業者も嫌がるほどで、大量にある場合には嫌な表情をされる場合があります。
本の愛好家の人もまだまだ多いと思いますので、大切な本を傷つけないためにも少しずつ段ボールに入れて配送するようにすることがおすすめです。
段ボールが多いと荷解きに手間がかかってしまいやすいですが、少しずつ運んでその都度ほどくと面倒くささがなくなるので、余裕があれば少しずつ運びましょう。