引っ越しをする際はいろいろな手続きが必要で、ドタバタする人も多いと思います。
特に、1か月も引っ越しまでにあるからと油断していると、あっという間に引っ越しまで2週間、1週間、前日となってしまうことが多いです。
時間があるからとかまけていると、旧居の部屋の整理整頓や荷造りがまだまだできていないということにもなってきます。
しかし、実はこの旧居の整理整頓、荷造りを引っ越し日の前日までに効率よく行っていないと、とても大変な思いをすることになります。
そこで、これから引っ越しを考えている人、引っ越しが決まっている人にぜひ参考にしていただきたい、引っ越し日までの部屋の整理整頓の仕方、荷造り、部屋の掃除の仕方についてご紹介したいと思います。
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なぜ部屋の整理整頓、掃除、荷造りを早くしないといけない?
引っ越しまでの期間が長いと、ついつい油断してしまいがちで、引っ越すのに部屋の整理整頓、掃除、荷造りを後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか?
実は、引っ越しまでの期間が長いからこそ入念に片づけをする方がよく、後々の作業に大きな影響を及ぼします。
これは何故かというと、ひとえに引っ越しの手続きが多いとともに、引っ越し前日、当日にはやることが多くて、荷造り、整理整頓、掃除ができないからです。
引っ越し前日などにはもう新居の掃除をはじめ、簡単な荷物を運んでおくのが理想的ですが、当日に電気やガス、水道やネット回線、固定電話の工事などその場に立ち会わないといけないことが多く、ゆっくりする時間はありません。
当日ではなおさら忙しいもので、旧居での引っ越しすることへの挨拶や新居での近隣への挨拶、管理人への挨拶をはじめ、鍵の引き渡しなどもある事が多いので掃除や、整理整頓までにはなかなか手が回らないことが多いです。
そのことからもわかるように、やはり時間があるときに荷造りや整理整頓、掃除をした方がいいです。
荷造り・掃除の仕方のコツ①スケジュール
まず、効率の良い荷造り、掃除の仕方としてお勧めなのが、スケジュールを組むことです。
休みの合間に片付けようと思って片付けれる人ならよいのですが、普段の生活、仕事などで疲れていて、休みの日は休みたい、遊びたい人も多いと思います。
そのような遊びたい、休みたい気持ちの状態で荷造り、掃除をしてもあまり思っているより進まずに一日を無駄にしてしまうことも多いです。
そういうことがないように、遊ぶor休む日と、部屋を掃除する・荷造りする日を決めてメリハリをつけて行うことが、一番段取りよく整理整頓ができていきます。
日程のスケジュールだけでなく、片付ける場所のスケジュールを具体的に決めていくと、なお効率よく片付けや掃除が進みますのでお勧めです。
よく聞くケースは、部屋事に片付ける日を分けるとスムーズに片づけができます。
荷造り・掃除の仕方のコツ②打ち合わせ. 確認
そして、次にやっておきたいことは、引っ越し業者との確認です。
引っ越し業者によってサービスが様々ありますが、どのようなことをしてくれるか?どのようなものを運んでくれるか?を確認した方がいいです。
具体的に言うと、サカイ引越センターでは大小の段ボールを最大50個まで無料でもらえる場合もあり、引っ越し当日にはシューズボックスや簡易ハンガーケース、パソコン駆けつけサービスや食器収納ボックス、エアコンの取り外しなどをしてくれます。
一方、クロネコヤマトだと段ボールをくれるのはもちろんですが、新居に先送りや後送りができて、新居の部屋、家の明け渡しが終わっていれば先送りした場合、すぐに新居先での生活準備ができる魅力があります。
さらに大きな荷物も運んでくれるとともに、内容表示シールをもらうことができるので、同じ色で中身を開封してみないとわからない段ボールでも、内容表示を外側に張り付ければ無駄な開封なく段ボールを開けることができます。
このようなことから、引っ越し業者との確認、打ち合わせをしっかり行うことによって準備する物や、早く荷造りした方がいい物の優先順位が変わってきますので、確認をすることをお勧めします。
荷造り・掃除の仕方のコツ③断捨離
次にお勧めなのが「断捨離」です。
引っ越しだと、家、部屋全体を片付けるので必ず全部の物は一度触ると思います。
新居先が旧居よりさらに広くなるならいいですが、やはり必要のない物などは少なくした方が見栄えもいいですし、部屋を清潔に保ちやすいです。
そこで活用するべきなのが「断捨離の精神」です。
断捨離とは不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうという思想、所謂「物への執着を捨てて、無駄な物を捨てること」です。
この断捨離のコツとされるのが、1年以内に使わなかった服や物は基本的に将来使う可能性が少ないので捨てる事と、少しでも迷ったらゴミに分類して捨ててしまうことがコツとされています。
他には一度家や部屋の整理、分別をした後に、違う日に再度同じことを繰り返し、徐々に必要な物を絞って要らない物を処分していくこととされています。
「迷ったものでも、もし捨てても買いなおさない物ならば捨てたほうがいい」などといわれていますが、多くの人が前向きに捨てれるように考えれるのではないでしょうか。
荷造り・掃除の仕方のコツ④複数人数で片付ける
次にお勧めなのが、断捨離とも似てますが、複数人数で片付ける、掃除するです。
これは何故かというと、一人で物を片付けると、断捨離の精神を持っていれば大丈夫ですが、やはり思い出の品だからといって残してしまい、結局荷物が多くなってしまったという人も多いはずです。
しかし、複数人数で片付けている場合、自分が大切に思っていても、人から見ればそうでもない物と感じられることも多く、相談すれば捨てたほうがいいのでは?というものも多いです。
大勢の人数で片付け、掃除をすると時短にもなりますし、物を捨てるといった観点からも複数の人数で片付ける、掃除をした方が物も少なくなり、スムーズに荷造りができていくようになります。
引っ越し日までのカウントダウン!
次は引っ越し日までにやっておいたほうがいい目安の荷造り、片付けについてご紹介したいと思います。
あくまでも一例ですので、片付け、荷造りがもっとできる場合はもっとすることをお勧めします。
引っ越し日まで1か月!
引っ越し日まで1か月以上ある場合はまず、引っ越し業との確認打ち合わせをしましょう。
引っ越し業者から段ボールをもらうことによって「引っ越しをする」という意識が芽生えますし、梱包材を手配する手間も省けるので一石二鳥です。
この時に、大きな家電などは運んでくれるのか?梱包してくれるのか?などといったサービスも確認しておくようにしましょう。
実際に荷造りをしていくものとすれば、季節と反対の服などめったに使わない物は、もう荷造りを始めるのが理想的です。
引っ越しまで2週間!
引っ越し日まで残り2週間ほどになるといよいよ、本腰を入れて荷造りをしたほうがいいです。
引っ越し日の2週間前のこの日からいろいろな手続きを受付し始めるので、他の事とも併用して荷造り、掃除をしないといけません。
この頃になると、ある程度2週間以内に使わない物が分かってくると思いますので、まず荷造りをするのではなく、分別、選別をしたほうがいいです。
物を分けてから荷造りした方が、割れ物や包丁といった刃物や突起物などを少ない数にまとめることができるので、開封時の怪我を未然に防ぐことができます。
この頃になると、だいたいの物は荷造りしても大丈夫だと思います。
引っ越し日まで1週間!
引っ越し日まで1週間になると、もうほとんどのものは荷造りしても大丈夫ですし、掃除をしたほうがいいです。
片付けができたところから掃除をしていけるのが一番いいですが、まだできていない場合は一斉に掃除をするようにしていきましょう。
残り1週間を切ると1週間以内に使うものがはっきりわかると思うので、業者に依頼するもの以外、使わない物は荷造りして片付けるようにしましょう。
引っ越し日前日!
引っ越し日前日になると、もう業者がしてくれるもの以外は荷造りができていると思います。
万が一できてない場合は、当日ではほぼ荷造り、掃除ができないので前日中に終わらすようにしておきましょう。
部屋の明け渡しができている場合は、この引っ越し前日までに新居に荷物を運べるなら運んでおきましょう。
荷物が多い場合は当日かなりの時間を有してしまい、当日に荷物が届いても疲れてしまって荷物に荷解きがなかなかできないこともあります。
さらに荷物を運ぶ場合にはどれに、何が入っているかなどを書いておくと引っ越し後の作業がスムーズに進みます。
引っ越し日当日!
引っ越し日当日は荷物、家具の運搬等があるので荷造りをする必要がないと思います。
引っ越し業者が荷物を運んでくれる際、少しずつ掃除することによって部屋の明け渡し、鍵の返却時までにスムーズに掃除ができ、楽です。
事前に掃除できるところを掃除していればなお、楽に事が運びますので出来る限りしておくようにしましょう。
まとめ、引っ越しの荷造り、片付けのコツは前倒し!
引っ越しといえばあまり人生でも経験することがないので、どのようにしたらスムーズに事が運ぶかわからない人も多いと思いますが、やはり前倒しに作業をするのが一番効率がいいです。
のちのち、様々なトラブルや手続きに苦戦してしまって荷造りや、掃除に手が付けれないという可能性も出てくるかもしれないので、先取り先取りと作業をなるべく早く進めていくようにしましょう。