引越しと言えば人生の中でも数えるほどしかない経験だと思いますが、今まで住んでいた家全体の荷造りをしないといけないので大変ですよね。
押し入れや倉庫の中を開けると、今まで使うかもしれないからと言って取って置いた物や、昔の思い出の品などがたくさん出てくると思います。
人によっては趣味の道具がたくさん出てくる人も多いです。
しかし、このような荷物を全部持って行くと、新しい引越し先でも整理整頓しにくいです。
そこで、ぜひ皆さんにもご紹介したいのが「断捨離」についてです。
断捨離は引越し時にはうってつけで、整理整頓が一番できる方法とされています。
引越し以外でも活用できますので、ぜひご参考ください。
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断捨離とは?
まず最初に簡単にですが知っていただきたいのが断捨離についてです。
断捨離とは耳にしたことがあると思いますが、「だんしゃり」と読み、3つの漢字はそれぞれ意味が存在します。
断:入ってくる必要のない物を断つ
捨:不要な物を捨てる
離:執着概念から離れる
このような意味となっています。
3つの漢字からもわかるように、必要のない物は極力増やさないようにして、いらない物は捨てる、思い出だからと言って固執し過ぎないということです。
断捨離を続けることによって、極めている人はミニマリストの生活を送ることができますが、多くの方はほとんどの荷物が少なくなるので、整理整頓ができます。
引越し前の断捨離
引越し前の断捨離が一番重要と言えます。
まず、断捨離の方法としては断捨離の中でも「捨」が大切です。
引越しだと極力荷物を減らしたい方も多いと思いますので、まず最初は家の中全体を必要な物と必要でない物に分けていきます。
これは全体的に行う必要があり、荷物の量を把握する上でも重要なことです。
引越しを順調にしようと考えるのは皆さん同じなのですが、何かと引っ越し準備期間はすることが多くて、後回しになり、十分に荷造りができない状態で当日迎える人が多いです。
そのため、まず最初には荷物量の把握をする上でも全体的に必要な物と必要でない物に分けていきましょう。
引越しの荷造りと荷物の断捨離
必要な物と必要でない物に分けることができたら次は荷造りです。
荷造りは本格的に荷物を運ぶために梱包などをしていくと思うのですが、この際にも断捨離の考えは必要です。
使うかもと思って持って行こうとしても実は必要でない物も多い場合があります。
荷造りをしていく段階で、次の新居地に置く場所をイメージし、しっかりと置く場所が決められるものは、自分にとって必要な場合が多いです。
しかし、荷造りして段ボールを運び、そのまま倉庫にしまう場合やちょっとした棚に片付ける場合は、必要でない物であることが多いので捨てましょう。
引越しの際に捨てるべきもの
引越しの時に捨てるべきものでよく困るのが思い出の品です。
これは断捨離の「離」が重要になってくるのですが、比較的触らない物は不要な物です。
アルバムなどは新居地へ持って行ってもいいですが、最近ではアルバムを写真屋に持って行くとデータ化してくれてパソコンにもデータで思い出を残すことができます。
パソコンの1か所では万が一消えたときに不安なので、CDなどにバックアップを取って置くと良いかと思います。
他にはアクセサリーなどの小物類などならまだいいですが、それ以外の大きめな物で使う頻度が少ない物は捨てます。
おすすめとしては、仮に捨てたとしてもう一度買ってしまうようなものは、自分にとって本当に大切な物であることが多いです。
さすがにもう一度同じものは買わないという場合には捨てるべきものなので、思い出を心に刻んで捨てましょう。
引っ越しの際の断捨離のやり方
断捨離のおすすめのやり方はまず最初は3つに分けていきます。
これは「捨てる物」と「いまいち決めかねない物」と「必要な物」です。
よく耳にするのが捨てる物と必要な物に分けると聞きますが、これは実は要注意です。
というのも、捨てる物と必要な物の二択にしてしまった場合、心に余裕が少なくなるので、本当は必要ない物でも「いつか使うかも」という気持ちで必要な物に入れてしまう人が多いです。
そのため、無駄な物が多くなってしまい、荷物が多くなります。人は自分に対しては甘くしてしまいがちなので、まず心に余裕を持つために3つに分けて整理していきます。
整理出来たらいよいよ荷造りなのですが、次のコツを使ったやり方が一番断捨離を行いやすいです。
引越しの際の断捨離のコツ
断捨離のコツとしては「1年や半年以内に触らなかった・使わなかったものは捨てる」です。
これは期間が短ければ短いほど物が少なくなりいいのですが、いきなり極端には難しいと思うので、期間1年で良いと思います。
1年以内に触らなかったものは捨てましょう。
女性だと洋服などや小物が多い方もいると思いますが、思い出の服なので捨てられないという方が多いです。
このような場合ではもちろん洋服を着ていないと思うので捨てるのですが、思い出としては残しておきたいので、再度思い出の服装を身に纏い写真に収めるのがおすすめです。
このようにすることによって自分でも何かしらの機会で見ることができますし、物を捨てられるので整理することができます。
男性では先ほどご紹介したように、もう一度買ってでも欲しいもの以外は捨てると一気に整頓できます。
一人暮らしの引っ越しと断捨離
一人暮らしの引越しでの断捨離は、イメージが大切です。
一人暮らしだと何かと自分でしないといけないので必要最低限の事はイメージできると思います。
そのイメージを持って荷造りをしていき、使う頻度が少なそうなものは捨てましょう。
今の時代色々な所で物を買うことが出来るため、本当に必要な場合は新しい転居地で購入可能です。
断捨離では思い切りが大切なので、極力物を減らすためにも捨てていきましょう。
結婚のための引っ越しと断捨離
結婚のための引越しと断捨離はできれば二人で協力して行うといいです。
これは何故かと言うと、一人だとやはり心に甘さが出てしまうので、意外と必要のない物まで持って行こうとしてしまいます。
そのため、他の人の意見を聞くことによってもう一度本当に必要な物か考えることになり、断捨離ができる可能性が高いです。
しかし、人によっては喧嘩になる場合もあるのでご注意ください。
新居に引っ越す際の断捨離
新居地での断捨離ですが、荷造りをして倉庫に置くものは基本的にいらない物なので捨てましょう。
よっぽどでないと、断捨離後に新居に移動して早々倉庫に置くものはありません。
荷造りを解かない物は基本的に使わない物なので、捨てることをおすすめします。
引っ越しの際の洋服の断捨離
引越し時の断捨離の洋服などは、コツのところでもご紹介したように写真に撮ってデータとして残すのがおすすめです。
思い出としては残しておきたいので、再度思い出の服装を身に纏い写真に収めるとよいでしょう。
洋服は流行ものであることが多いので、何かと増えてしまいがちです。
そのため、1年以内に着なかったものは基本着ることが少ないので捨てましょう。
引っ越しの断捨離と運気向上
引越しで断捨離をしていくと運気が向上すると言われています。
というのも、運気などは部屋が綺麗な空気の流れの良い所に訪れやすいとされています。
特に金運などが一番重要で、汚い所では金運は舞い降りてこないとされています。
断捨離をすることによって風通しもよくなり、運気が上昇すると言われるので、引越しではもちろんですが、それ以外の時でも断捨離を行うのはおすすめです。
引越し後の断捨離
引越し後の断捨離は定期的に期間を設けて触らなかった・使わなかった物を捨てることが望ましいです。
引越しする前にだいぶ断捨離を行ったと思いますが、断捨離をした引越し後に何かと心配になり物が集まってしまう人もいます。
このような場合、半年間で触らなかったものを捨てるようにしていくと家が整理されていきます。
捨てる場所とルール
引越しで断捨離を行った場合、捨てる物が多いと思います。
捨てる場合には地方自治体のルールに従って捨てるようにしましょう。
不要な物だからとルール外の所で容易に捨ててしまうと、不法投棄となり罰金を受けることがあります。
そのため、決められたルールに従うのも重要です。
分からない場合には市役所に聞いても教えてくれますし、ごみ収集業者に連絡すると教えてくれます。
引越しの断捨離に買い取り業者
最後にご紹介するのは買取の場合です。
引越しの時は何かとお金がかかるので、不要な物でまだ使えそうな物は買取してもらうのが一番です。
最近では引越しの見積もりと一緒に買取の見積もりをしてくれる業者もあり、便利です。
リサイクルショップも多くなってきていますので、一度来てもらって全体的に買取査定をしてもらうといいでしょう。
出張買取まで行ってくれる引越し見積もりサイトの「トレファク引越」というのがありますので、活用しない手はないでしょう。
「まとめ」
引越しでは断捨離はとても重要です。
新しい転居地ではやはりさらに綺麗な状態で生活を送りたいですよね。
日々生活していると物が増えがちな人が多いですが、定期的に期間を設定して断捨離を行うと綺麗な状況を維持しやすいですよ。