引越しと言えば、決まってから準備をする人や、引越し期限が近づいてから引っ越し準備をする人もいますが、皆さんはどのように準備の計画を立てていますか?
引越しでは荷造りなどをする必要があり、想像していた状況よりも意外と時間がかかってしまうことが多いです。
しかし、そのような引越しの準備の中でも意外とどうしたらいいのか迷ってしまいがちなのが「ゴミ」についてです。
燃えるゴミや不燃ごみはもちろんご存知だと思いますが、このような家庭ごみ以外の粗大ゴミなども出る場合があります。
そこで、実際に皆はどのようにしているのか、引越しの際のゴミについてご紹介したいと思います。
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引越しゴミ出しの日に間に合わない!
県外に引っ越す場合や、忙しい状況下で引越し際に起こってしまいやすいのが、ゴミの日までに間に合わないという状況です。
ゴミと言えば、生活ごみなどを含めて自炊等を行えばほぼ毎日出てくると思いますが、ごみの回収は1週間2回、多くて3回の所がほとんどで、毎日ではないのでゴミを溜める時間が必要になります。
このような時、引越し日とゴミの回収日の調整が合わなければ、引越し前にゴミが溜まった状態になってしまうことが多いです。
実際にゴミ出し日に間に合わなかったときは、どのような対応をすればいいのかご紹介したいと思います。
引越しで燃えるゴミが大量に!どうする
引越しぎりぎりまで片付けが終わらなかった人や、予想しなかった場所から大量の書類が出てきた場合など、引越しの際に燃えるゴミが大量に出てしまう場合もあると思います。
このような場合、燃えるごみを処理のおすすめは自身が住んでいる最寄りのゴミ処理場に捨てるのが理想的です。
ゴミ処理場でも一般ごみを受け付けてくれることが多く、お金は支払いますが、燃えるごみ以外も処理してくれる可能性が高いです。
自分が住んでいる地方自治体のごみ処理場が分からない場合は市役所に問い合わせると教えてくれますので、ご自身が住んでいる市区町村にご連絡いただけたらと思います。
引越し当日の時に出るゴミどうする
生活は毎日しているので、引越し当日や、前日の夜にでも家庭ごみが出てしまうことがほとんどだと思います。
引越しの距離が同じ市内の場合や、市外でも近い場合などには固く封をして車で持ち運べば引越し先でも引き続き利用することができますが、引越しでも県外の人もいると思うので、市外への長距離引越しや県外への引越しの場合は家庭ごみを持ち運びたくない人がほとんどだと思います。
このような場合におすすめの方法は、先ほどご紹介した地方自治体のゴミ処理場に持って行くのがおすすめです。
引越しの際にゴミが間に合わなかった場合、多くの方はこのゴミ処理場に持って行くか、清掃センターに持って行っている人が多いです。
それ以外では、実家が近ければ、実家で捨ててもらう人もいますし、何でも屋さんに頼んで捨ててもらった経験がある人もいます。
退去で粗大ごみが間に合わない
燃えるゴミや不燃ごみをゴミ処理場に持って行く人が多いことはご紹介しましたが、中には退去日までにゴミでも「粗大ごみ」が間に合わないという方も意外と多いです。
このような場合、粗大ごみの捨て方は主に2種類あります。
〇引越し業者に追加料金を支払い、後日粗大ごみの日に捨てる。
〇リサイクルショップに訪問してもらい、引き取ってもらう。
このような方法があります。
粗大ごみの日は月1回程度しかないので、うっかり忘れてしまいやすく、手で運べるものならば運ぶ人も多いですが、どうしたらいいのか分からない人も多いと思います。
そのような場合、粗大ごみの日は過ぎてしまったけれどまだ時間に余裕がある場合には後者のリサイクルショップがおすすめで、余裕がない場合には引越し業者に追加料金を支払うのがおすすめです。
引越しの際、ゴミを放置・置いていくと
引越しの際にマナーが悪い人はごみを放置・わざと置いていく人もいます。
このような場合、元々住んでいた場所から管理人や大家からごみ処分費用の請求が来る場合が多いです。
まだ管理人や大家なら多少大丈夫ですが、最悪の場合、警察や裁判所から連絡があります。
このような事がないようにマナーは守りましょう。
引越しゴミの持ち込み
先ほどご紹介したように、引越しの際にごみを捨てきることができなければゴミの持ち込みを行う人が多いのですが、ごみの持ち込みは有料でお金が発生します。
引越しゴミ処分の料金相場
ゴミ処理場に持って行った際に燃えるごみの料金はゴミ処理場によって異なるのですが、相場は燃えるゴミだとおよそ10kg~20kgで120-130円のようです。
不燃ごみは持ち込みさせてくれる所が少ないようなので、不燃ごみを持ち込む場合は事前に連絡して確認をし、不可能な場合は廃棄物処理課に連絡をするようにしましょう。
引越しの不用品処分費用
引越し業者でも不用品処分を行ってくれる業者も多いです。
次は大手の引越し業者ごとの費用についてご紹介したいと思います。
日通の不用品回収費用
日通では不用品回収サービスを行っているのですが、自治体の代行サービスという形で引き受けてくれるので、自治体よりも費用は基本的高いです。
ベッドやテレビで2000-3000円以上、冷蔵庫では5000円以上を目安にしておくといいです。
自治体によっては不用品の引き取り金額が決まっていますので、その金額以上を目安にするといいです。
ヤマトの不用品回収費用
クロネコヤマトでも不用品回収サービスは行っています。
ヤマトは回収サービスというよりも、どちらかというと買取サービスになるのですが、不用品がある場合、事前に連絡を行えば買取見積もりを行ってもらうことができ、不用品を買い取ってくれます。
しかし、注意することがあるのですが、買取サービスは全てを買い取ってくれるというものではなく、ヤマトでも買い取ってくれない物もあります。
この残った不用品は再度廃棄物処理課に連絡してもらう必要があるので、なかなか手間です。
ヤマトでも費用を払えば回収してくれるのですが、その費用は自治体で処分してくれる金額のおよそ2倍から3倍以上とされていますので、ヤマトの買取サービスを行う場合は早めに連絡して、残ったものをリサイクルショップに連絡するのがよさそうです。
アーク引越センターの不用品回収費用
アーク引越センターも不用品回収を行っているようなのですが、アークでは「エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機」の4種類を回収してくれるようです。
しかし、やはり日通と同じで自治体の代行サービスでもあるので、自治体の費用よりかは高い値段を取られるようです。
アークではヤマトと同じように買取サービスを行っているのですが、内容はヤマトと同じだったので、どちらがいいか選択して残ったものはリサイクルショップか市役所に連絡するのがいいでしょう。
アリさんマークの引越社の不用品回収費用
アリサンマークではアーク引越センターと同じように家電リサイクル法によって処分しないといけない4大家電は不用品処分してくれるようです。
事前に相談していればこの他にも家具家電は1000円前後で処分してくれるようです。
アリさんマークの会社自身では買取サービスを行ってはいないのですが、アリさんマークでは買取専門業者を紹介してくれるようです。
そのため、他の引越し業者の行っている買取サービスよりも高い値段がつきやすいので、その点においてはかなり嬉しい点だと思います。
サカイ引越センターの不用品回収費用
サカイ引越センターでも不用品回収は行っています。
サカイの場合は1点当たり3000円から5000円前後とされ、物によってはやはり処分してもらえないのもあるようです。
見積もりの段階で問い合わせたほうがいいようなので、不用品がある場合には事前に伝えるようにしましょう。
ハート引越しセンターの不用品回収費用
ハート引越センターでは4大家電は有料で引き取ってもらえるようです。
その他の不用品も傷がついていない物や汚れがひどくない物は無料で引き取ってもらえるようですが、傷が酷い場合や汚れが目立つ場合は有料のようです。
買取サービスも行っているようですが、この点においては他の引越し業者と同様です。
「まとめ」
引越しの際のゴミについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ゴミは当日まで出てしまうものですが、引越しの経験が少ない人も多いので、どのように対応したらいいのか分からない人も多いと思います。
ゴミは処分するのに費用が高い場合もありますので、計画的に処分できるようにしていきましょう。