引越しが決まれば荷造りをしていかないといけないですが、荷造りと言ってもすぐにできるのは服や本・趣味の道具ぐらいですよね。
普段の日常生活で使う調味料やお風呂場・トイレ道具などは、引っ越し最終日まで使う人がほとんどで、なかなか荷造りできません。
しかし、いざこれらを梱包するとなるとどのように保存したり、新居へ運んだりしたらいいか分からないものです。
そこで、多くの方が最後まで利用することが多い、日用品の引越し前の準備の仕方・運び方についてご紹介したいと思います。
Contents
調味料の運び方
まずは、調味料の運び方・荷造りの仕方についてご紹介したと思います。
調味料と言えば前日まで使うことが多いと思いますが、荷造りのポイントは極力減らすこととされています。
今までたくさん調味料を持っていた場合、それまで使っていなかったということに該当するので、いらない物は極力持って行かないようにしましょう。
いつか使うと思っても使う機会が少ないです。
次は実際に具体的な荷造りの仕方をご紹介していきます。
冷蔵庫の中の調味料
冷蔵庫の中の調味料は極力温度変化を避ける必要があります。
蓋をしっかりと締めることができるタイプの容器は、しっかりと締めてからペーパーナプキンなどに包むようにしましょう。
このようにする事によって中身の漏れ防止が可能です。
さらに、温度変化を避けたいので、クーラーボックスや保冷剤で管理することがおすすめです。
バター
調味料の中でも一番温度変化を受けやすいのがバターなどの油脂類です。
通常は四角い形状をしていますが、熱が入ると溶けてしまい原形が定まらなくなりますよね。
バターはアルミホイルに包み、さらにその上からペーパーナプキンで包んで保冷剤と共にビニール袋に入れることがおすすめです。
マヨネーズ
マヨネーズも卵製品なので、温度変化を受けると品質が一気に低迷します。
腐りやすくなるためマヨネーズは蓋をした後、上からペーパーナプキンで包みます。
ペーパーナプキンなどが外れないように輪ゴムで止めるとさらに良いです。
冷蔵庫の調味料と同じようにクーラーボックスなどにいれて運ぶようにしましょう。
冷蔵庫の中身が漏れそうで心配な場合には1個ずつ小袋に入れるのがおすすめです。
クーラーボックスに保冷剤などを入れて調味料を詰め、割れないか心配な方は緩衝材を入れるとなおしっかり保管できます。
開封済み(使いかけ)調味料
砂糖や塩などといった使いかけ・開封済みの調味料もあると思います。
砂糖や塩類
砂糖や塩などの粒子径の調味料類は、タッパーに入れることがおすすめです。
最近では100均店でも蓋がしっかりとしたタッパー多いので、タッパーに入れた後は2重の袋に入れるのがおすすめです。
1重だと万が一運搬の際に漏れていた場合、気を抜いて袋を出すとその衝撃で割けてこぼれる場合があります。
そのため袋は2重がおすすめです。
粉類
小麦粉や片栗粉・パン粉なども同様です。
できれば袋のまま使っている場合には袋のままタッパーに入れて同様の事をしましょう。
スパイス類
その他のスパイス系はなるべく小さな小瓶などに入れることをおすすめします。
スパイスは使っていくうちに隙間ができると空気が入るので、湿気も入り劣化します。
そのため、ある程度使ったものは小瓶に移すと品質を維持しやすい上、持ち運びしやすいです。
その他の醤油・味醂・酢等
その他の液体系調味料は先ほどの冷蔵庫と同じように、ペーパーナプキンに包んで、漏れないようにして袋に包むのが理想です。
この液体類はペーパーナプキンでなくても大丈夫です。
運搬中に漏れて汚れないように、いらなくなった服などで包むとペーパーナプキンの無駄遣いも無くせます。
未開封の調味料
未開封の調味料はそのまま持ち運びましょう。
しかし、未開封は使っていないということなので、今後の生活でも使わない場合があります。
そのため、一度整理する意味も込めて使う調味料と使わない調味料に分けましょう。
使わない調味料などは周りの方にあげると喜ばれやすく、引越し先でも調味料置き場などを占領しないので、整理整頓ができます。
常温保存の調味料
常温保存の調味料は先ほどの未開封か開封済みかの処理をしていただいて段ボールに詰めるのがいいです。
もちろん瓶なども入っていると思いますので、緩衝材などを一緒にいれると割れにくいです。
さらに、ビン類で割れないか心配な場合にはペットボトルに移すのが最善の策と言えます。
調味料をラップで巻いて良いもの悪いもの
調味料類はラップで巻いてもいいのですが、正直ラップがもったいないです。
というのも、調味料類は砂糖や塩のように粒子が細かい物や、醤油や油のように液体類が多いですよね。
このような調味料をラップで何重に巻いたとしても小さな隙間から漏れやすいです。
そのため、ラップがもったいないので、ビニール袋などの方がおすすめです。
引越しで運ぶ調味料などはクール宅急便がおすすめ
引越しをする際に調味料を自分で運ばない場合にはクール便がおすすめです。
クール便を使うことによって温度変化が極力なくせるため品質を維持することが可能です。
常温の調味料などは自分で運ぶか、段ボールに緩衝材を詰めて業者に運んでもらうといいです。
クール便は理想的なので、余裕がある方は利用しましょう。
風呂・トイレ道具の運び方
次はお風呂場やトイレ道具など生活用品の荷造りの仕方・運び方をご紹介します。
生活用品も前日まで使うと思いますので、使い終わったらその際に準備するのがおすすめです。
使いかけシャンプーの梱包の仕方
使いかけのシャンプーの締め方は最初と同じ工程を行いましょう。
というのも、最近ではボトルタイプの物が多く、一番最初はボトルタイプを購入して次からは詰め換え用を利用すると思います。
最初にはしっかりと絞められた状態で売られていることが多いのですが、同じように締める必要があります。
最初の状態に戻すには最後に使う際押し、最後まで押し切ったらねじると締まる仕組みのものが多いです。
ボトルを締めた後はお湯や水で洗い流し、タオルなどで拭いてからビニール袋などに入れるようにしましょう。
トイレブラシ
トイレブラシは一度洗うことをおすすめします。
トイレブラシなどは使用した後に洗う人が少ないと思いますが、ブラシは使う予定がない場合には漂白剤などで洗うといいです。
水気を切るために外に乾燥させ、乾いたらビニール袋などいれて段ボールに詰めましょう。
お風呂の椅子
お風呂用のいすは汚れていることが多いと思います。
お風呂用洗剤や漂白剤でもいいので、一度綺麗に洗ってトイレブラシと同様に乾かしてから段ボールに入れるといいです。
風呂桶
お風呂の桶も椅子と同じです。
頻繁に使うものなので、一度漂白剤などで綺麗にし、天日干しで乾燥させ雑菌を減らします。水気が切れたら段ボールに入れましょう。
余った調味料等の捨て方
次は余った調味料などを捨てる場合の方法についてご紹介します。
やはり、余った分は使い切るのが理想ですが、使い切れていない物は捨てるのも大切です。
油の捨て方:牛乳パックを使った方法
油の捨て方でおすすめなのが、牛乳パックでの方法です。
これは牛乳パックの口の部分に、新聞紙や使い終わった下着などをいれてぎゅうぎゅうにします。
その中に冷ました油を入れることによってしっかりと牛乳パックの中で吸ってくれるので、捨てやすいです。
最後には牛乳パックの口部分をガムテープでしっかりと閉じて捨てましょう。
マヨネーズの捨て方
マヨネーズを捨てる際には一見流してしまいがちなのですが、排水溝などが詰まる可能性が高いです。
マヨネーズやケチャップなどは液体ではないので吸いにくいため、地方自治体のゴミ分別に従って捨てるのがいいです。
地域によってはチューブ容器でも可燃ごみで捨てれるので、指示に従いましょう。
みりんの捨て方
みりんはお酒と同じでそのままシンクに流して大丈夫です。
洗剤の捨て方
洗剤はできればトイレ掃除やお風呂場掃除に代用していただきたいのですが、それでも量が多くて余るという人も多いと思います。
そのような場合にはトイレなどに小分けにして流して捨てる方法がいいです。
「まとめ」
引越し日が分かっている場合にはやはり調整して使うことがおすすめです。
考えて使うことにより無駄な手間も省けるので、荷造りに時間をさけるようになります。
引越し日は大変ですが、少しずつでも準備しないと当日慌てることが多いので、事前に少しずつ荷造りを行っていきましょう。