引越し費用をできるだけ抑えたい!
お金をかけたいのは引越しではなくその後の新しい生活なのですが、引っ越しでは想像以上の費用が掛かることもあります。
近場での引っ越しならば安く済む場合がありますが、県外への引っ越しなどの中距離・長距離の引っ越しの場合は、かなりの費用が掛かってしまうことが多いです。
あの家具を新調しよう、新しいテレビを買おうと思っていても、いざ引越し費用が高くついてしまうと、買うのをあきらめてしまうことに・・・。
そこで少しでも引っ越し費用を安くする方法についてご紹介しています。
私自身これらの方法を駆使し、
隣の県に引越す時、
12万円 → 6万円
同市内に引越す時に、
8万5000円 → 4万5000円
にまで引越し費用を落とすことができました。
自分は過去に20回以上引っ越しをしてきて、後で振り返ると初めの頃は本当に無駄なお金をドブに捨ててきました。
本当にモッタイナカッタ・・。
そんな経験から分かった、引越しの費用を安くする具体的な12の秘伝の方法をあなたにこっそりお伝えします!
実践してもらえば、即座に引っ越し費用が削減し愕然とすること間違いなしです!!
自分の状況に照らし合わせて、活用できる方法は積極的に使っていきましょう!
それでは引っ越し費用を減らす具体的な方法について紹介していきます。
Contents
時期に余裕があるなら3月・4月・8月の引っ越しシーズンをはずす!
最初にご紹介するのは「引っ越しシーズンを外す」です。
引っ越しシーズンは引っ越し業者のスケジュールが取れない場合や、予定を開けるために引っ越し費用を高く設定される場合があります。
そのため、引っ越しの時期などが自由な場合や、制限が長めの場合は引っ越しシーズンをなるべく避けたほうが引っ越し費用を少しでも安くすることができます。
※スマホの方は横向きにすると見やすいです
月ごとの引越し料金の相場 | ||
1月 | 83,000円~88,000円 | 春の引越しシーズン前は安い |
2月 | 84,000円~89,000円 | 下旬は急に高くなる傾向に |
3月 | 110,000円~115,000円 | 入学や就職のため繁忙期 |
4月 | 105,000円~110,000円 | |
5月 | 90,000円~95,000円 | 春の引越しシーズンが終わり落ち着く |
6月 | 85,000円~90,000円 | 梅雨の時期は引越しが少ない |
7月 | 85,000円~90,000円 | 7月下旬から引越しが増えてくる |
8月 | 100,000円~105,000円 | 夏休みの長期休暇を利用する繁忙期 |
9月 | 80,000円~85,000円 | 下旬は秋の引越しシーズンで高くなる |
10月 | 90,000円~95,000円 | 秋の引越しシーズン |
11月 | 84,000円~89,000円 | 引越しが少なく比較的安い |
12月 | 85,000円~90,000円 | 年末は駆け込み需要で急に高くなる |
赤い色ほど料金が高く、青い色になるほど料金が安くなります。
※各月でも、上旬・中旬が安く、下旬は高くなる傾向があります。 |
3月、4月は皆さんもお分かりになるように入学や就職のために引っ越しをする人が多いです。
さらに会社でもこの月に人事異動なども多くあるため、転勤での引っ越しなども多くなってきます。
8月では主に夏休みを使った引っ越しが多いとされています。
特に家族での引っ越しが多く、この時期では人事異動での引っ越しが中心になってきます。そのため、引っ越し業者なども忙しくなるので繁忙期の一つとされます。
10月には秋の引っ越しシーズンが到来し、秋の転勤シーズンになります。
12月では上旬ではそれほどでもないのですが、年末に近づくとかなり忙しくなります。
年末では周りの状況もドタバタしているせいもあり、繁忙期になるとされています。
1月、6月、7月(下旬は高い)、9月(下旬は高い)、11月が引っ越しシーズンから外れた時期とされていますので、狙い目となります。
気を付けておかなければならないのは、2月、7月、9月の上旬・中旬は比較的安いのですが、下旬は引越しシーズンに重なってきて引越しをする人も増えてきますので、急に高くなる傾向がありますので、できるだけ上旬・中旬に引越しをするようにしましょう。
縁起を気にしないなら仏滅・赤口の日取りを活用
続いてご紹介するのは先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口といった六曜と言われる日です。
仏滅はみなさんがご存知のように、祝い事などは避けるべき日とされているため、仏滅の日に引っ越しを避けている人が多いです。
ただ、仏滅は縁起が悪いと思われがちですが、「仏滅=物滅」とされ「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」ことを指しており、引っ越しには実はもってこいの日なのです。
一般的には避けられる日なので、引越し料金が比較的安くなるメリットもあります!
「大安」といっためでたい日は、引っ越し業者の予定が埋まっている場合や、予定を開けにくいので、引っ越し業者も費用を高くしてしまうことが多いです。
赤口も仏滅と同様で、引っ越しにはあまり向いてない日とされています。
赤口では名前に「赤」があるよう血や怪我を連想するものとされているので、避ける人も多いのです。
ただ、この六曜は現在の暦ではまだ使われていますが、民間の迷信として廃止される動きもあったぐらいですので、まったく気にしない人もいます。
周りの人や、ご自分が気にされないのでしたら、こういう他の人が避ける日を利用するのもありでしょう。
仏滅や赤口などをあえて狙う人もおりますので、気にしない方は引越し業者に「仏滅」と「赤口」の時に費用を下げてもらえるか確認してみてましょう。
引っ越しに良い吉日を参考に、これらの縁起日をはずして仏滅でせめるのもありでしょう。
自分で荷造り、荷ほどきしよう
自分で荷造り、荷解きをしても引っ越し費用を抑えることができます。
引越しサービスでは、荷造・荷解きをやってくれる「引越しらくらくパック」と言われるものがありますが、これが結構な価格です。
というのも、引っ越し費用の負担がかかる所は何と言っても、引っ越しの荷物の量や人件費です。
荷造の場合、引越し前日に作業員が来て荷造をしてくれるのですが、一人当たり15000円~18000円ほどになります。
だいたい3人ぐらいが来て3~5時間ほど作業しますので、これで追加料金が45000円~54000円ほどです。
さらに荷解きも同様にかかりますので、フルパックの荷造・荷解きをすべてしてもらえば、100,000円の追加料金が発生します。
小さな子供がいてなかなか時間が取れない方や、仕事で忙しくお金を出しても惜しくない人には素晴らしいプランなのですが、やはり高いです!
それを抑えるために、自分で荷造り、荷ほどきや、事前に荷物を新居に運んだりすることによって余分なコストを減らすことができます。
荷造などは自分でした方が、次の項目の断捨離にもつながりますし、荷物の把握もしやすくなります。
自分で荷造り・荷解きは結構な方が活用していますので、時間に余裕があるなら、自分でやっていきましょう。
断捨離や買取で荷物の量を減らす
荷物を減らすについては整理整頓が大切です。
必要がないものを一緒に運ぶほど無駄なコストがかかってしまいますし、荷解きする際かなりの手間がかかってしまいます。
押し入れに1年間以上眠っていて日の目を浴びない物は、まず使うことがないので思い切って捨てましょう。
また捨てるのがもったいないという時は、リサイクルショップや買取見積りを利用することです。
リサイクルショップや買取専門店では最近では出張見積もりをしてくれる所が多く、荷造りをする前に見積もりを取って必要な物を減らすことによって引っ越しの荷物が劇的に減ります。
もういらない電化製品や、引越し先には持っていかない家具など、捨てるにはもったいないし、処分には困るし・・・
といった場合には、そんな問題を一気に解決してくれる出張買取まで行ってくれる引越し見積もりサイトの「トレファク引越」というのがあります。
引っ越しと要らないものの処分を同時に行える優れたサービスですので、活用していきましょう。
さらに買取してくれた費用を引っ越し費用に割り当てることもできますので、一石二鳥となります。
ダンボールも自分で調達
多くの引っ越し業者は、ダンボールを無料でプレゼントという形をとっていますが、新品の段ボールの場合すでに梱包資材費という料金に組み込まれていることがほとんどです。
そのためダンボールもこちらで用意するので、その分料金を下げてくださいという交渉もできるのです。
引越し業者の段ボール無料サービスは、ほとんどが「50枚まで無料でサービスします」というものです。
一人暮らしの引越しでダンボール10~20箱、4人家族の引越しではダンボール50箱程度が必要とされています。
ダンボールを購入すると、10枚で1500円から2000円ほどします。
ということで、梱包資材費が7,500~10,000円ほどの値引きが考えられます。
この額を基準に、
見積もり時にそれだけの値引きがないなら、引越し業者から段ボールを提供してもらい、
自分で段ボールを用意すればこの額以上の値引きがされるというのであれば、自分で段ボールを用意するといった使い分けをするとよいでしょう。
ダンボールは購入もできますが、近くのスーパーやドラッグストアなどで、空き箱を無料配布しているところがあります。
たいてい、「ご自由にお持ち帰りください」と書いてあったり、店員に聞くと「持って行っていいですよ」と答えてくれたりするところが多いです。
ただ、スーパーの場合は野菜などの生鮮食品が梱包されていることもあり、段ボールが濡れていたり曲がっている場合が多いです。
おすすめはドラッグストアで、洗剤や比較的重さのあるものを入れられる耐久力のある段ボールがあったり、綺麗な状態で衛生的に良いものが多かったりします。
使用済みのダンボールを提供してくれる引っ越し業者もありますので、一度聞いてみるのもよいでしょう。
引っ越し業者のサービスの把握
引っ越し業者のサービスの把握は荷解きの時と似ていますが、具体的な他のサービスを自分で行うことです。
最近では引っ越し業者によってはプランの中にエアコンの取り付け、取り外しなどを行ってくれる所があります。
そういったことも自分で業者に依頼することによって、少しでも値段交渉をすることができます。
エアコンの取りはずし・取り付けを引越し業者に依頼すると、
取り外し8000円~10000円
取り付け12000円~15000円
全部込みで20000円から25000円の価格帯になります。
ところが、町の電器屋さんに依頼すると、
取り外し5000円ほど
取り付け9000円ほど
全部込みで14000円ほどになります。
また、エアコンの取り付けを引越し業者に依頼すると、引越し業者に支払った金額とは別に追加料金が発生するトラブルが多いです。
というのも、引越し業者はその地域の業者にエアコンの取り付けを依頼しており、エアコン設置業者は中間マージンを取られるので、必ずといっていいほど何かしらの追加料金を求めてきます。
一番多い追加料金のトラブルが、配管の長さが足りないということで別途8000円~15000円を取られています。
また、「カビが生えている」といわれて、クリーニング代くを12000円ほど追加で払ったケースもあります。
家族4人の引越し体験談:エアコン取り付けはトラブル多し!も参考に
地域の電器屋さんですと、そのような配管の価格も3000円程度でしてくれ、必要ない場合は請求もしてきません。
エアコンの取り付けは引越し業者に一括せず、その地域の電器屋さんに依頼するようにしましょう。
最低限の荷物だけを送る単身専用パックを利用する

引用:ヤマト単身引越サービス http://www.008008.jp/moving/single/service/mini/
単身専用パックとは、横1m×縦1m×高さ1.8m程度の大きさの決まったコンテナボックスに、荷物を積み込み輸送するといった引越しサービスです。
私も一人暮らしの時にクロネコヤマトの単身引っ越しサービス活用させてもらいましたが、料金も安く、自分で運べない荷物だけを選んで配送してもらいました。
テレビや洗濯機、冷蔵庫、あと自転車を積んでもらったこともあります。
荷物だけまとめておけば、クロネコヤマトのスタッフが来てくれて、テキパキと荷物を運び積んでいってくれましたので、一人暮らしの引越しには大変重宝するサービスです。
私の場合は、先に旧居の荷物を出しておき、新居へは2週間後に引っ越すことになっていたのですが、3月の繁忙期にもかかわらず荷物を保管しておいてくれて、指定した日にちに運んできてくれた融通の利くプランでもありました。ありがたやありがたや!
※スマホの方は横向きにすると見やすいです
単身パック比較表 | ||||
業者 | サービス名 | コンテナサイズ | 容量 | 料金 |
(幅×奥行き×高さ) | ||||
クロネコヤマト | 単身引っ越しサービスmini | 1.04×1.04×1.3m | 1.4㎥ | 11,000円~ |
単身引っ越しサービス | 1.04×1.04×1.74m | 1.83㎥ | 12,000円~ | |
日通 | 単身パックS | 108×74×155cm | 1.23㎥ | 15,000円~ |
単身パックL | 108×104×175cm | 1.96㎥ | 16,000円~ | |
サカイ引越センター | 節約コース | 梱包は基本的に自分でして料金を節約するタイプ | 要見積もり | |
ご一緒便コース | 時間は特に期日はなく、コスト抑制を中心にしたタイプ | |||
ハトのマークの引越センター | おまかせパック | 荷造りと荷解き・後片付けを選べるコース | 要見積もり | |
学割パック | 学生向けの特別料金プラン | 要見積もり | ||
レディースパック | 引越し当日の搬送作業はすべて女性スタッフが担当する女性向けプラン | 要見積もり | ||
シニアパック | 60歳以上のお客さまのお引越しをお手伝いするプラン | 要見積もり | ||
アリさんマークの引越社 | 超ミニ引っ越しプラン | ダンボール10個まで | 要見積もり | |
特ミニ引っ越しプラン | ダンボール10個+小さな家具家電2個 | 要見積もり | ||
ミニ引っ越しプラン | たたみ3畳分(ダンボール20個までと、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・自転車) | 要見積もり |
クロネコヤマトの場合は、「単身引っ越しサービス」「単身引っ越しサービスmini(ミニタイプ)」の2種類
日通は「単身パックS」と「単身パックL」の2種類(ベッドなども運べる単身パックXなども登場しています。)
サカイ引っ越しセンターは量ではなく、ニーズに合わせたサービスが特徴的で
梱包は基本的に自分でして料金を節約するタイプの「節約コース」
時間は特に期日はなく、コスト抑制を中心にしたタイプの「ご一緒便コース」
アート引っ越しセンターの場合も単身パックは大きく分けて4種類ほどあり
一般的な「おまかせパック」
学生だけの「学割パック」
女性だけの「レディースパック」
高齢層向けの「シニアパック」
アリさんマークの引越社も単身用パックは主に3種類あるとされています。
段ボール10個分のみの「超ミニ引っ越しプラン」
段ボール15個分とテレビ、チェストといった、たたみ一畳分の「特ミニ引っ越しプラン」
段ボール20個分とテレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、自転車などといった、たたみ3畳分の「ミニ引っ越しプラン」
といった、各業者によってバラエティも多いので、荷物の量によって自分にあったプランを選択しましょう。
時間に余裕があるなら、午後便・フリー便を利用する
引っ越しの時間帯によって、午前便・午後便・フリー便の3つに分けられます。
※スマホの方は横向きにすると見やすいです
午前便・午後便・フリー便 比較表 | |||
午前便 | 午後便 | フリー便 | |
時間 | 午前の定時スタート | 午後の早い時間にスタート | 夕方スタートの場合が多い |
メリット | 決まった時間に確実に作業開始でき、作業が終わる時間も見通しを立てやすい | 午前便より割安な料金 | 料金を大幅に値引き |
デメリット | 料金は割高 | 予定した開始時刻に始まらないケースもかなり多い | 時間の指定ができず、何時にスタートするのか分からない(夕方が多い) |
料金相対比較 | 10割 | 8割 | 6~7割 |
午前便:午前の引越しで、その日の一番最初に行われる引越しの場合が多く、時間の指定がしやすく、3つのプランの中では一番高い。
午後便:午後に引越しで、たいてい午前便の終了後に行われる引越し。前の引越しによって時間がずれこむこともあり、時間の確定はできない分、午前便より割安になる。
フリー便:引っ越しの日にちだけ決めておき、引越し業者の都合に合わせて作業を始めるため、時間がずれ込む可能性が高い。午前便と午後便の間や、午後便の後に割り振られたりして、待ちぼうけになることがあるが、その代わり一番割安になる。
時間に余裕があったり、待っても安くなるなら構わないという人はフリー便を使ってみるのもよいでしょう。
とれたら超ラッキー!幻の帰り便を利用する
帰り便とは主に長距離引っ越しをしている人たちが使えるサービスだと思っていただけたらと思います。
内容は長距離での引っ越しの場合、荷物を運んで荷降ろしをした後、「空になったまま元いた場所にトラックが戻るのはコストがもったいない」ということで、帰りの便に積んで戻ることを言います。
例えば、Aさんが10/11に大阪から東京へ引越しするとします。
この場合、Aさんの引越しが終わればトラックは大阪に戻りますが、何も積まずに帰ると交通費だけが無駄になってしまいます。
ところが、10/12に東京から大阪へ引越しするBさんがいたら、引越し業者は無駄になる交通費を使って、別のお客さんの引越しを済ませることができるのです。
ただ、実際はこのようなロスがないように引越し業者はお客さんを組み合わせていきますので、まず帰り便に出会えることはありません。
また、長距離になればなるほど、複数のお客さんの荷物を混載させて大型トレーラーで運ぶので、空いたトラックというのが存在しなくなるのです。
ではこの幻の帰り便にどうやって出会えるかというと、配車チームを含めて見積もりを取ることが考えられます。
引越しの見積もりは、営業や担当窓口、コールセンターの人が、自分たちに許された値引率の範囲内で見積もりを出します。
ここに、配車チームを関わらせることで帰り便を見つけることができるのです。
しかし、配車チームが見積もりに関わってくることまずありませんので、個人では不可能に近いのです。
ではどうしたらいいのかというと、配車チームとも連携している見積もり方法で依頼している、引越しラクっとコンシェルジュを利用するのです!
このコンシェルジュが対応している相手は、配車チームにも関わっております。
コンシェルジュは、引越しを頼んだお客の荷物の量をチェックするだけでなく、引越し会社にとって都合のいい日程も考慮してくれます。
そこで引越し会社にも都合がよい日程が合わされば、帰り便を捕まえることができるのです!
つまり、引越しラクっとコンシェルジュの訪問見積もり代行サービスを利用すれば、帰り便と遭遇する可能性もあり、引越しの見積もり料金を安くすることができるのです。
そのサイトがこちらになり、ここで訪問見積もり代行サービスを依頼すると引越し費用がぐっと安くなるのです。
口コミでも評判がよく、引越し見積もりサイトでありがちな営業の電話が鳴り響くといったトラブルもないので、ぜひ活用しましょう!
引越し見積もりサイト「引越しラクッとnavi」の評判や口コミを見る
長距離の引っ越しなら混載便
混載便というのは、同じ方面に引っ越しをする人の荷物と自分の荷物を同じトラックの荷台に載せるといった、トラックをシェアする配送プランです。
帰り便でも軽く触れましたが、配送センターなどで同一方面の荷物をまとめて大型トレーラーやコンテナなどに積み替えて運ぶので、1件当たりの輸送費用を安く抑えるられるのです。
荷物を混載するので、人件費やガソリン代や高速道路の料金などが一回分で済むため、通常の料金に比べ30~50%ほどの割引きされます。
ただし、他の荷物が揃ってからの配送となるので、配送が終わるまでには通常よりも時間がかかってしまします。
長距離の引越しでは料金が高くなりがちですので、時間がかかっても費用を安くしたいという人には混載便はおすすめです。
代表的な混載便のある引越し業者ですと以下のようになります。
サカイ引越センターの「ご一緒コース」
引っ越し先までの到着日をお任せして、同じ方向への他の人の荷物と一緒に輸送することで、値段を安くしてくれます。
荷物がそれほど多くなく、荷物の到着日にも余裕のある人には安くて助かるでしょう。
日通の「日通単身パックX」
移動距離が150km以上離れた所への引越しプランで、鉄道輸送を利用して運搬します。
単身パックの一種ですが、別途や自転車などの大きな荷物の運搬も可能です。
引越し業者に聞いてみて、うまく都合がついたら利用してみるのもありでしょう。
複数業者で訪問見積もり
訪問見積もりは実際に自宅に引越し業者の営業の方に来てもらい、荷物などの大きさや量を見てもらいながら見積もりをとってもらう方法です。
その場で的確な見積もりを出してもらえ、自分の引越しに必要なサービスなのか一つ一つ検討できます。
必要でないサービスを削り、さらに価格交渉をしていくことで引越しの料金を安くすることができます。
そしてここで重要なのが、必ず複数業者に見積もりしてもらう「相見積もり」です。
1社だけに依頼すると、他社との競合がなくなり、引越しの相場をわからない上に、1社のいいなりの価格になってしまいます。
訪問見積もりなら、必ず相見積もりを活用しましょう。
引越し費用を安くする相見積もり交渉術。12万円が6万円に!も参考に
引越し見積もり一括サイトで相見積もり
営業の方にきてもらい、見積もりをしてもらいながら交渉するのは苦手という人もいるでしょう。
日本人はもともとこういう安く交渉するというのがあまり習慣になっていませんので、相見積もり自体をしない人も多いです。
そんな方には、引越し見積もり一括サイトというのがあり、自分で交渉しなくても、ネットで登録すれば複数業者からの見積もりが来て、安い引越し業者を選ぶことができます。
自分で交渉するのが苦手という人は使って損がないので、こちらを積極的に利用しましょう、
引越し見積もり一括サイトを使うメリットと、おすすめサイト比較を参考にしてください。
ちなみに私が一番おすすめなのは「引越しラクッとnavi」という見積もりサイトですので、見積もりサイトで迷ったときには、こちらにしたら間違いないでしょう。
引越し見積もりサイト「引越しラクッとnavi」の評判や口コミは
まとめ:自分で行うことが一番のコスト削減
今回は引越し費用を安くする12の方法を紹介しました。
1 時期に余裕があるなら引っ越しシーズンをはずしましょう。
2 縁起を気にしないなら仏滅・赤口の日取りを活用しましょう。
3 自分で荷造り、荷ほどきしましょう。
4 断捨離や買取で荷物の量を減らしましょう。
5 ダンボールも自分で調達しましょう。
6 引っ越し業者のサービスの把握しましょう。
7 最低限の荷物だけを送る単身専用パックを利用しましょう。
8 時間に余裕があるなら、午後便・フリー便を利用しましょう。
9 とれたら超ラッキー!帰り便を利用しましょう。
10 長距離の引っ越しなら混載便を利用しましょう。
11 複数業者で訪問見積もりしましょう、
12 引越し見積もり一括サイトで相見積もりをとりましょう。
あたりまえの話ですが、費用を安くするためには「自分の時間を使う」か、「こだわりすぎない」かしか方法はないですね。
私自身これらの方法を実践し、4人家族の引越しでしたが、
隣の県に引越す時、
12万円 → 6万円
同市内に引越す時に、
8万5000円 → 4万5000円
にまで引越し費用を落とすことができました。
実践できること・できないことも当然ありますが、可能なかぎり実践して安く抑えてくださいね!