引越しはほとんどの方があまり経験したことがないはずなので、どのような手続きをして引越しの流れを作ったらいいのか迷いやすいですよね。
引越しと言っても荷造りや転出届や転入届と言った手続きを取らないといけないので、意外とやらないといけない事がいっぱいです。
しかし、ついつい忘れてしまいがちなのが銀行の住所変更です。
住所変更をしなくてもカードがあれば通常通り使えるので引き出し、預け入れに関しては問題ないのですが、そのほかの部分では大きな問題が生じる可能性があるとされています。
そこで、引越しの銀行手続きの方法や、忘れた場合どのようなことになるのかについてご紹介していきたいと思います。
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引越し後の銀行口座の住所変更
引越しをしてしまうと、市役所に転入届を出さないといけないし、荷造りされた段ボールの荷解きをしないといけないので大変に感じる方も多いと思います。
実際に、銀行口座の住所変更を行わないといけないのですが、引越した後でも住所変更をするのを今でも忘れている人もいますし、だいぶ遅れてから気づいたという人も多いです。
最悪の場合カードの利用が一時的にできなくなるので、そこで気づく人もいます。
そのような状態にならないためにも引越しした際に銀行口座の住所変更は必要となります。
銀行の住所変更に必要なもの
住所変更にも方法があるのですが、住所変更の方法によって必要な物が変わってきます。
住所変更の方法は主に3種類存在します。
銀行窓口に直接伺って変更
まず一番簡単なのが、最寄りの銀行窓口に直接伺って変更をかけてもらう方法です。
銀行窓口に直接伺って住所変更をしてもらう場合には、通帳や届け印、保険証や免許証といった本人確認書類が必要となります。
銀行窓口へ必要な物を持参して訪れ、「住所変更届」を記入して提出すれば銀行口座の住所変更が可能となります。
電話での住所変更
次に住所変更が可能な方法は、電話での住所変更です。
電話で住所変更する場合には、本人確認のための暗証番号の確認や、そのほか銀行口座に関する情報を伝えて本人証明を行わないといけないので、銀行口座周りの情報がわかるものが必要になってきます。
後は銀行員の電話内容に従って応対していけば住所変更が可能となります。
郵送
最後に銀行口座の住所変更が可能な方法は郵送です。
何を郵送するのかと言うと、インターネット上で銀行口座の住所変更届の申込書がダウンロードすることが可能なので(銀行によりますのでご確認を)、インターネットでダウンロードしたらプリントアウトして記入していきます。
必要事項が記入出来たら指定された場所に郵送することによって住所変更が可能となります。
銀行の住所変更と必要書類
銀行口座の住所変更の際に必要な書類は先ほどご紹介したように「住所変更届」が必要となります。
後は通帳や届け印だけで処理ができるところが多いのですが、場所によっては新しい住所との照合をするために住民票がいる場合もあります。
銀行の住所変更と住民票
先ほども少し触れたように、銀行口座の住所変更をする際に場所によっては住民票が必要な場合があるようです。
もちろんこれは地域によって異なるため、引越しの際に他の手続で住民票を取る際に予備として多めに取っている場合に一緒に持って行くと間違いないかと思います。
引越し時には新しい住所へ引越したことを証明するためにも住民票がいる場面が多くあるのですが、住民票を多めに取って置いても万が一の時に損はないかと思います。
銀行の住所変更と転出届
銀行口座の住所変更を引越しが完了して転入届を出す前に変更をしようとする場合には、転出届が必要になる場合があります。
というのも、引越しをした際に当然保険証や免許証の住所変更を行うとは思うのですが、これをまだしていない段階では自分の身分を証明できるのが生年月日ぐらいしかありません。
そのため、場所によっては信憑性がやや足りない場合があるので、受け付けてもらえない可能性もあります。
そのような事になった場合、二度手間になってしまう可能性が高いので、出来れば転出届を持参して訪れると間違いないかと思います。
銀行の住所変更を本人以外がする場合
銀行口座の住所変更が必要なことが分かっても、人によっては引越した後はドタバタして忙しいという方も多いです。
そのような場合、自分以外(通帳の名義人である本人以外)の方が住所変更をしたらいいのではないかと考える人もいると思いますが、残念ながら本人以外の銀行口座の住所変更は不可能となっています。(委任状などで対応してもらえるか銀行によって確認をした方がよいです)
というのも、やはり銀行口座と言えば、個人が所有する物でも極めて大切に管理しないといけない情報なので、銀行側もいくら配偶者や家族であったとしても簡単に情報の変更や情報の開示をすることができません。
そのため、基本的には本人しかできないものと思っていただいたら間違いないかと思います。
仕事や家の用事で大変な人も多いと思いますが、なるべく時間を少しでも割いて手続きを行うようにしましょう。
銀行の住所変更に代理人
銀行の住所変更を行いたいものの、場合によっては年齢の高齢な方や体が不自由な方は自分では行うことは難しいと思います。
このような場合、代理人が行うと手続きがすんなりいくと思われるのですが、先ほどご紹介したように、本人以外での住所変更はかなり難しいです。
しかし、どうしてもの場合は銀行も考えてくれますので、年齢が高齢な方や体が不自由な方の変更の場合には最寄りの銀行に相談するようにしましょう。
引越し後に銀行口座開設
引越した際に新しく銀行口座を開設するというのも一つの手段です。
銀行口座を開設する場合には新しい住所なども必要なので、自分の新住所などがわかるものを用意して口座を開設するようにしましょう。
銀行口座を開設した際に今まで使っていた口座を使用しない場合には解約をする必要があります。
引越しと銀行の解約
銀行口座を使わなくなった場合には解約手続きを行いましょう。
この解約手続きを行わなければ、長期間放置した状態が続くと口座の凍結を行われます。
そのため、緊急時の時に思い出して使おうと思っても、使用できないことが多いので結局意味ない場合が多いです。
さらに、凍結状態から解除してもらおうと手続きをすると、手続き費用などを請求されますので、損をする場合が多いです。
このような事からもわかるように、銀行口座で使用しない口座がある場合には解約手続きをして解約をしておきましょう。
銀行の住所変更しないとどうなる
最初の方にも触れましたが、住所変更を行わなかった場合には最悪銀行の口座の使用制限を受けます。
そのため、何か困った時にカードや通帳でお金を卸そうと思った場合でも、一時使用が不可能な状態にされているため利用することができない場合があります。
さらに、銀行口座の住所変更を行っていない場合には銀行からの大切な書類なども届かなくなりますので、お知らせが届いてない状態で過ごさないといけません。
銀行側は大切なお知らせを送っているのにもかかわらず、住所変更をしていないがために新住所に書類が届かない状態では銀行側も手出しができません。
何か問題があった場合、後から知らなかったといっても通りませんので、やはり銀行口座の住所変更は必要となります。
ゆうちょ銀行の住所変更
次は地方銀行以外の「ゆうちょ銀行」の住所変更についてご紹介したいと思います。
ゆうちょ銀行の住所変更:子供の口座を家族ができる
ゆうちょ銀行でも住所変更があった場合には住所変更を行わないといけません。
その際に必要な物は通帳や届け印、住民票などが必要です。
ゆうちょ銀行では家族間での住所変更も可能です。
ゆうちょ銀行ではお子さんの銀行口座も持っている場合が多いですが、18歳以下のお子さんの場合では本人以外の家族の方でも住所変更が可能です。
ゆうちょ銀行の住所変更:土日にできる?
ゆうちょ銀行は直接窓口に訪れる場合には土日の変更は不可能となっています。
しかし、インターネットを利用した「ゆうちょダイレクト」に登録すれば利用が可能となりますので、インターネットを利用すれば土日での変更も可能になります。
「まとめ」
銀行口座の住所変更についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
忘れてしまいがちですが、意外と重要なもので、生活をしていく上では大切なことだと思います。
住所変更を行うために保険証や免許証を先に変更してくと住所変更が行いやすいので、先に免許証や保険証の住所変更を行うことをおすすめします。